目盛 2005 12 7

 グラフを見る時は、目盛に注意する必要があります。
たとえば、12月7日の日経平均株価のグラフ(日中の動き)を見てみましょう。
このグラフを見ると、たとえば、午後2時過ぎに急落しています。
それにつられて、個別銘柄も急落しました。
(投資家が、あわてたのかもしれません)。
 確かに、グラフでは、急落に見えますが、
目盛で計ってみると、「急落」の幅は、20円程度です。
 午後3時近くでも、「急落」していますが、
これもまた、目盛で計ってみると、40円程度です。
 しかし、個別銘柄の分足チャート(日中の動きを示す)を見ると、
日経平均株価が「急落」したから、あわてて売った形跡が見えます。

投資家は、数学が苦手なのかもしれません。

































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